傑作ロードムービー『テルマ＆ルイーズ』感想

大好きな映画です。ロードムービーではこれがNo.1。

スカッと楽しめるのになかなか深いんです。

専業主婦のテルマは、旦那の高圧的な態度に苦しんでいます。

ウェイトレスをやっているルイーズは、彼氏との関係に不満が……。

そんなテルマとルイーズ、オープンカ―で旅行に行きます。

途中、お洒落なレストランへ。そこの駐車場でテルマが男性に襲われます。

でも過剰防衛で、襲ってきた男を銃殺してしまうんです。

ふたり、メキシコまで逃げようとしますが……。

この映画見た後、すごく車に乗りたくなった。

オープンカーに、お洒落な音楽……。またアメリカの風景が壮大。巨大な岩がごろごろしてたり、砂漠みたいなところがあったり、農作物が一面植えてあるとこもいい。

警察が追いかけてくるなど、いろんなトラブルがあります。でもいちいち爽快に解決。

そのあたりも面白くて、気持ちいい。

この映画の一番の見せ場は、やっぱりふたりの変化。変化というか、成長かな？

テルマもルイーズも、男の暴力に苦しめられていました。

ですが、旅を通して、どんどん強くなっていく。
この映画はロードムービーってだけじゃなく、成長の物語でもあるわけです。
特にテルマは旅というか、逃避行を通して、大きく成長します。

ロードムービーであり、女性が暴力と戦う映画でもあるんですよね。

ただ走ってるだけのシーンもいい。

お洒落な音楽を聴きながらオープンカーでドライブ。それだけでもうかっこいいじゃないですか。

監督はリドリー・スコット。
BBCにいた人で、そのあとCM業界へいき、その後長編デビュー。

彼の映画では、『エイリアン』や『ブレードランナー』が有名ですね。

また『ブラックホーク・ダウン』という戦争映画も悪くないです。

03年に、ナイトの爵位を授与されました。

私はこの映画が本当に大好きで、☆5つの名作だと思います。

たしか字幕のみだと思いますが、素晴らしいので是非見てもらいたいです。

参考にしたサイト

なごんのエンタメ